機械式駐車場のEV充電ってどうなの?メンテナンス員が感じる現状と今後の課題

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EV充電 機械式駐車場の現場録

※この記事は広告を含みます。

こんにちは、機械式駐車場メンテナンス歴10年の管理人サッシです!

日々現場で機械式駐車場のメンテナンスに明け暮れています。👇

はじめまして。「とりあえず並みで行こう。」の人です

最近、現場の入庫車両を見て「EV(電気自動車)」が少しずつ混ざってきたなーって感じてるんですよね。

とはいえ、実際みなさんはどうでしょうか?

・もう乗ってる人

・次はEVもアリかなと思ってる人

・正直まだ関係ないと思ってる人

多分、まだまだこの3パターン目の人が多いと思います。

増えてきたとはいえ、EVを使っている人はまだかなり少数派です。

一方で、マンションなどの駐車場は確実に変わろうとしています。

そう、今回のテーマは、

「EV充電設備付きの機械式駐車場について」

です!

設置されているマンションにお住まいの方に聞きたいんですが、

その設備、実際どうなってますか?

・ちゃんと使われてますか?

・EV専用スペース、埋まってますか?

なんだったら…

👉 「普通の車が止まってるだけ」になっていませんか?

■この記事の行動目標!

『EV充電付き駐車場の“理想と現実のズレ”を知り、これからの設備の在り方を考えよう!』

それではご安全に!

※この記事はこんな人向けです

・マンションの機械式駐車場を使っている方
・EVへの乗り換えを考えている方
・EV充電設備付き駐車場の実態が気になる方
・管理組合やオーナー側で導入を検討している方

に向けて書いています。

EV車そのものの性能比較ではなく、

👉 機械式駐車場の現場目線で見たEV充電設備のリアル

を知りたい方向けの記事です。

EV充電設備


EV時代の流れと、駐車場の役割

まず前提として、EV(電気自動車)の普及は必ず進んでいくと思っています。

これまでEVが広がりきらなかった理由って、シンプルで

「充電がめんどくさい」

これに尽きると思うんですよね。

商業施設や街中の充電ステーションに行って

順番待ちして、充電して、また帰る。

車自体ではなく維持する環境にハードルがあったって感じですかね。私は乗っていないので想像ですが。。

それが最近は、戸建てに関しては自宅に充電コンセントがあるのが当たり前になってきて、特に新築は駐車場の壁にコンセントがついているのは地方でもよく見かけます。

つまり、社会全体でEV車を使いやすくしていこうって流れが来ているってことだと思います。

直近のEV車設備が変わっていく流れがこんな感じ👇

  • 充電設備も含めて国の補助金も拡充。バンバン家に設備付けましょう!
  • 新築マンションでは新設駐車場にはEV対応が標準化しつつある
  • 「自宅で充電」が前提の時代
  • 国内外のメーカーで技術開発が進み充電時間の短縮が実現中

要は、「充電=自宅の駐車場」を当たり前にせよ!と言う事かなと。

だらだら書きましたが、

駐車場=エネルギーインフラ

に変わりつつあるのでは?ということです。

※機械式駐車場については東京など大都市部と地方では熱量が全然違うので、地方の在住の皆さんは要注意!

【PR】■ 戸建てなら「家側の電気環境」も考えたい

ここまでEV充電設備の話をしてきましたが、戸建てに住んでいる方なら、駐車場だけでなく

👉 家側の電気環境

もかなり重要になってきます。

EVを自宅で充電するとなると、当然ですが電気を使います。

今後、EV・太陽光発電・蓄電池がセットで考えられるようになると、

・昼間に太陽光で電気を作る
・蓄電池にためる
・必要な時に家や車で使う
・停電時の備えにもなる

という形で、家そのものが小さなエネルギー拠点になっていく可能性があります。

東京ガスでは、太陽光発電や蓄電池の無料相談・見積もりサービスも行っています。

対象地域や住宅条件はありますが、関東エリアの戸建てにお住まいで、EVや自宅充電、停電対策に興味がある方は、一度チェックしてみてもいいと思います。

※対応地域や住宅条件があります。詳細は公式ページで確認してください。

 

機械式駐車場と充電設備の“相性”

ここまで読むと、「じゃあ機械式駐車場にもどんどんEV充電設備を付ければいいじゃん」

って思いますよね。でも、現状の現場側から見るとそう簡単な話じゃないんです。

何を隠そう、

👉 機械式駐車場はEV充電設備と相性が悪い

理由はざっくりこんな感じ

・パレットが動く

・空間が狭い

・構造が複雑

そもそも基本的にEV充電設備は

「動かない駐車場」

を前提に作られているんですよね。

壁にコンセント。ポールに充電器。そこに車を停めてケーブルを刺す。はい簡単!

これが基本。

でも機械式駐車場は鉄の板(パレット)が上下左右に動き回る。

つまり、

👉「動き回るパレット」と「動かない前提の充電設備」だから相性が悪い

これがめちゃくちゃ厄介なんですよね。

「そのケーブル、本当に安全?」

現場目線だと、さらに気になることがあって

EVの充電口って、前?後ろ?横?みたいにメーカーによってバラバラですよね?

例えば、パレットの後ろ側に充電器が付いてるとして、前側給電のEVを充電します。

長ーい給電ケーブルを車の横や下に回して車の前側まで持っていきますよね。

そうなると、そのケーブルが

・センサーに引っかからない?

・移動時にパレットから落ちない?

・引っかかって最悪ケーブル断線しない?

などなど現場の人間としては最悪のケースを想像するんですよね。

利用者を疑う訳ではないんですが、使い方って人それぞれだし、

毎回毎回気を使ってケーブルを扱ってくれるか分からない。急いでいたら変な所に置いちゃう日もありそうじゃないですか。

もちろんメーカー側も対策はしています。パレット移動中は給電停止したり、ケーブル保護機構を付けたり。最悪の事故を防ぐ努力はしてるんですが、どうしても現場では

👉 想定外の使い方

が絶対起きるもんなんですよ!

とは言え私は、これからの駐車場にはEV充電は必ず必要になってくると思っています。

だからこそ 現場で安全に回る設計になっているかが重要だと思っています。

 ■ まとめ:EV充電設備は必要。でも現場ではまだ課題が多い

EVの普及を考えれば、これからの駐車場に充電設備は必ず必要になります。

駐車場は、ただ車を停める場所ではなく、

👉 エネルギーを供給するインフラ

に変わっていくはずです。

ただし、機械式駐車場は簡単ではありません。

パレットが動く。
空間が狭い。
センサーがある。
車種によって充電口の位置も違う。
そして、実際に使うのは利用者です。

つまり、機械式駐車場のEV対応は、

👉 設備を付ければ終わり

ではなく、

👉 安全に使える運用まで作って初めて意味がある

ということかなと思います。

そんな中、実際の今の現場ではどうなっているのか?

私が見えている範囲では、EV充電設備付きパレットはまだまだ少数派です。

しかも、せっかく充電設備設置されているのに

「ふ、普通車が停まっている、、だと?」

みたいにEVが止まっているとは限りません。まぁ、普通車に乗っている人の方が圧倒的に多いから駐車場を運営する側からすれば空き区画にするより使ってもらった方がいいですから仕方ないですね。

ここまでは、メンテナンス員の私が思うEV充電設備への思いでした。あくまで1個人の感じている不安だったり展望です。安全対策も含め今後どうなっていくかは分かりません。

今すでに機械式駐車場でEV充電を使っている方は実際の使用感などを教えていただけると嬉しいです!

次回予告:300件以上現場を見てきた私の目線

次回は、

・既存設備への後付けは進んでいるのか
・新築マンションではどんな形で導入されているのか
・なぜ「1段だけEV対応」になりがちなのか
・本当に需要はあるのか

このあたりを掘り下げていきます。

それではご安全に!

関連リンク

前回の現場録はこちら👇

【PR】機械式駐車場は安全?現場で分かった「守れるケース」と泣き寝入りの違い

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